このページではSES・客先常駐企業の待機がヤバい理由について説明させていただきます。
待機期間中は給与ダウンだけでなく、それ以外にも自宅待機・社内待機には大きなリスクがあります。
SES・客先常駐における待機について以下のようなことを詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
●SES・客先常駐企業に入社して待機になっている
●SES・客先常駐企業の待機のヤバさを知りたい
●SES・客先常駐企業で待機になる本当のリスクを知りたい
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SESの待機がヤバい理由について
SESの待機期間が何故ヤバいのか?という理由について説明させていただきます。
業界経験の浅いエンジニアはわかりにくいかもしれませんが、「待機期間のある派遣型エンジニア」という働き方自体が大きなリスクなのです。
まずは待機期間があることが当たり前であると思ってはいけません。
では一体何がヤバいのでしょうか?
SESの待機期間がヤバい理由①給与が下がる&不安定である
SESの待機期間がヤバい理由は給与が下がる&不安定であるという点です。
正社員として働く最大のメリットは「収入が安定している」ということです。
ところがSES・客先常駐で働くということはこの最大のメリットを自ら手放していると言えます。
自分のパフォーマンスによって収入が下がるのであればまだ納得がいきますが、配属先が決まらないのは会社の責任による部分が大きいです。
そのしわ寄せを何故かエンジニアが給与面でくらっていると考えるとわかりやすいです。
常駐手当がもらえず年収が下がる
SESで客先常駐して働く場合、常駐手当という手当がつきます。
待機期間は常駐手当が支給されませんので当然給与・年収が下がります。
常駐手当は企業によりますが、数万円~10万円以上するケースもあります。
そのため年収ベースで計算すると、待機することで入社時の想定年収をガッツリ下回るということも少なくありません。
ちなみに法律的には給料40%までカットすることはOKなのでそこまでカットするSES企業も全然あります。
(SES企業や客先常駐企業のSEの場合、実質的な年収は200万円台なんてエンジニアもザラにいます)
ボーナスに悪影響がある
待機期間があるとボーナスの査定に悪影響があります。
わかりやすくいうと待機を口実にボーナスを減額されたり、ゼロにされる可能性があるということです。
(そもそも待機になるのは会社の責任による部分が大きいのに理不尽ですよね)
残念ながらSES企業においてエンジニアの立場は弱いです。
待機になったからマイナス査定と言われたら反論する材料がないので受け入れざるをえないケースがほとんどです。
昇給に悪影響がある
待機期間があると昇給の査定にも悪影響があります。
そもそもSES企業の昇給基準は曖昧であることがほとんどです。
SES企業はできるだけ社員の給料を抑えることがミッションなので、できる限り昇給はさせたくありません。
SESの待機期間がヤバい理由②スキルが身につかない
SESの待機期間がヤバい理由はスキルが身につかないという点です。
企業によりますが、待機期間中は自己学習を行うことが一般的です。
ところがエンジニアの場合、いくら自己学習をしても現場で得る知識に比べると得るものは微々たるものです。
プログラミングの基礎がわからないレベルであれば別ですが、一定の業務経験があるのであれば自己学習をいくらしてもスキルアップのはほぼ繋がりません。
待機期間がヤバい理由③経歴書上ブランクになり転職に不利になる
SESの待機期間がヤバい理由は経歴書上ブランクになり転職に不利になる点です。
ITエンジニアの転職市場において重要なのは「実務経験年数」になります。
待機期間中の自宅学習は実務経験になりませんので、単純にブランク扱いされて転職をする際に不利になるのです。
それだけではありません。
待機期間が長引くと転職の際の採用担当者に「このエンジニアは何か問題があるのではないか?」と敬遠され書類通過率が下がってしまうというデメリットがあります。
待機期間がヤバい理由④同世代のエンジニアと差がつく
SESの待機期間がヤバい理由は同世代のエンジニアと差がつくという点です。
派遣型のエンジニア以外は待機期間はありません。
あなたが待機になっている間もガンガン経験を積むため、当然ながら同じ期間業界で働いていてもスキルや経験に差がでてきます。
短いスパンであれば気にする必要がなくとも、年単位で考えると間違いなく能力に差がでてきます。
待機期間がヤバい理由⑤常駐先が決まらずモチベーションが下がって辛い
SESの待機期間がヤバい理由は常駐先が決まらずモチベーションが下がり辛いという点です。
「同期や他のエンジニアは現場が決まっているのに自分はダメだ・・・」と自己嫌悪に陥ります。
また、SESや客先常駐の場合、正社員にも関わらず面談にいかなくては行けません。
この面談もやっかいでモチベーションを下げる原因になります。
SES企業の営業はとにかく配属先を決めるために、数多くの面談を組もうとします。
それは仕方ないのですが、エンジニアからすると明らかにアンマッチな案件の面談まで対応しなくてはいけません。
ガンガン面談を組まれると「エンジニアにとってキャリアアップできる現場だから面談を組む」のでなく、とにかく早く現場が決まればいいんだということをエンジニアは実感します。
待機期間がヤバい理由⑥会社に問題があるケースも多い
SESの待機期間がヤバい理由は会社に問題があるケースも多いという点です。
優良な企業や大手企業としっかりとした信頼関係を構築している派遣会社であれば、コネクションで配属先を決めたり、体制での提案で現場を決めることが可能です。
つまりこれができず待機になっているということとは「会社自体に信頼性がないので現場が決まらない」という可能性が非常に高いのです。
特にITエンジニアを大量に雇用し使い捨てるタイプの会社はこの傾向が顕著です。
まともな会社が相手してくれないので、商流の深いクソ案件に人を入れるしかできなくなっているダメダメSES会社はいたるところにあります。
待機期間がヤバい理由⑦案件を断ることができなくなってきてハズレ案件にぶち込まれる
SESの待機期間がヤバい理由は待機期間が長引くにつれて案件を断ることができなくなってくる点です。
その結果ハズレ案件にぶち込まれてしまいます。
待機になっているエンジニアは会社にとって全く利益を生み出しません。
そのため会社や営業からどのような案件でも受けるようにプレッシャーをかけられるようになります。
試用期間や入社間もないエンジニアの場合、このプレッシャーに負けしょうもないクソ現場に放り込まれるというところまでがSES企業のデフォルト仕様です。
しかも一度現場に入ると今度はずるずると現場にいることを強制されるので最悪です。
だから一刻も早く脱出しないといけない
SES企業は別名人売りIT企業と言います。
大量に採用し現場に配属し、できる限り搾り取るというまでが一連の流れです。
もちろん案件を断れない状況を作るというのもその一つの過程に過ぎません。
あなたの会社は大丈夫?待機にまつわるチェックリスト
次に待機にまつわるチェックリストを紹介します。
すでに説明したように待機になるような派遣型の働き方はリスクだらけです。
とはいえ短期的な待機であれば契約上仕方ない場合もあります。
問題なのは、待機の仕方・期間など長期的にみてこの会社で働いて大丈夫か?という観点です。
チェックリストを確認し複数当てはまってないか確認してみてください。
必見!SESの地獄から脱出するための転職エージェント
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●【TechClipsエージェント】
事業会社に特化しているためSESからの脱出にはもってこいの転職エージェント。あなたのやりたい開発が必ず見つかります。
入社後すぐに自宅待機になる
入社後すぐに自宅待機になるケースは実は問題があります。
何が問題かというと、取引先の現場にすぐ参画できるように謳っておき安心させておきながら、実は全く案件のあてがないという悪徳な求人広告の出し方があるからです。
こういった広告を出す企業体質に問題があることは当然です。
それ以外でも、お客様からニーズがあって人材を募集しているのではないという点にも注目しなくてはいけません。
すでに説明したように優良な企業や大手企業としっかりとした信頼関係を構築している派遣会社であれば、その企業から人が欲しいとなって募集をかけるとなる流れが一般的です。
入社してから案件を探すということは「その会社自体の提供するサービスが低い」「チームで参画できていない」「顧客とリレーションを構築できていない」という可能性が高いのです。
自宅待機期間が一か月を超える
自宅待機期間が一か月を超えるのも問題があります。
待機期間が一か月を超えるということはSES企業として営業力が極めて低い可能性が高いです。
もしくは恐ろしく無計画に採用を行っているかのいずれかです。
繰り返しますが待機の期間は長引けば長引くほどエンジニアにとってリスクが大きくなります。
自宅待機者が複数いる
自宅待機者が複数いる場合も問題があります。
SES企業が倒産するのは、待機者が多くなり利益を圧縮して潰れるというパターンがほとんどだからです。
特に資本力のない中小企業でこれに該当した場合を気をつける必要があります
問題はそれだけではなりません。
中小のSES企業は潰れることを回避するためにあくどいことを平気でやります。
とんでもない現場に飛ばしたり経歴を詐称して派遣するなどこの業界ではよくある話です。
案件の紹介が少ない
営業担当から案件の紹介が少ない場合も問題があります。
案件の紹介数=営業力ともいえるからです。
もちろん時期によって案件数の変動は多少ありますが、それも一か月続いたら見限る必要があります。
営業力がないということは今後も待機になる可能性があるということだからです。
ということは営業力のないSES企業に入社してしまうとそれだけで相場より年収がガクッとさがってしまうのです。
放置される
放置されるという場合も問題があります。
求人広告には「親切な研修制度」「手厚いフォロー」などと謳っておきながら入社後は現場が決まるまで完全放置、という企業は決して少なくありません。
入社して間もない状況でそうであれば、それが会社の本質を表していると考えていいでしょう。
投入される常駐先が常にいきあたりばったり
投入される常駐先が常にいきあたりばったりという場合も考えなくてはいけません。
この場合、つまり配属先が完全に運に左右されることになるからです。
つまりたまたまいい現場に配属されればいいのですが、ゴミのような現場に配属されたら終わりです。
また、SESや客先常駐の派遣型のエンジニアが配属される先は圧倒的にダメな現場が多いのです。
(理由はいかに人材を安く調達して単純作業を納期までに終わらなるか、というのがSlerのミッションだからです)
本社勤務の可能性ありと言われて入社した
悪質なのが本社勤務の可能性ありと言われて入社して待機になる場合です。
求人広告に客先常駐なのか本社勤務なのか曖昧にして採用している場合も同様です。
SES企業でも受託開発を行っている場合、本社勤務のエンジニアを募集することもあります。
しかしそもそも受託開発を行っていないのに本社勤務を匂わせるのはただただブラック企業です。
ただし応募するエンジニアからしたらそのあたりの実情はわかりませんので、入社後に気がつくパターンがほとんどです。
待機の本当の恐怖!自宅待機からクビになるのが本当のリスク
最後にSESや客先常駐エンジニアが待機になる本当のリスクについて説明させていただきます。
それは自宅待機からクビになるということです。
待機期間が一定を越えたり、複数回待機になるような社員は会社からすると完全にお荷物です。
正社員でもクビになるの?と思う方もいますが中小のSES企業は儲けるためであれば何でもやってくるというのが現実です。
SESや客先常駐SEは派遣社員とかわらない
SESや客先常駐SEは派遣社員とかわらないというのはこの業界でずっと言われ続けていることです。
つまり薄給で使われて都合が悪くなったらクビにされる存在、ということです。
SESや客先常駐という働き方は年収アップ・キャリアアップにすぐに限界がくるのは間違いありません。
そのためいち早く派遣型の働き方からは脱出する必要があるのです。
SES企業からするとエンジニアは商品
SES企業からするとエンジニアは商品です。
新しい商品を安く仕入れてどんどん売りさばき、売れ残りは処分するという感覚で経営している会社がほとんどです。
ちなみにSES企業の社員の離職率は極めて高いです。
経営的な観点でみると、一人一人のキャリアプランなど考え案件を選ぶのは非常に非効率です。
何年も大切に育てた社員もいきなり辞める業界なので、それであれば稼げるうちに稼いでおくほうが効率的だからです。
新卒でSES企業に入社した場合はどう考えるか
新卒でSES企業に入社した場合も基本的な考え方は同じです。
エンジニアを商品として考えると、中途は即金型で新卒は長期回収型とみることができます。
企業としては先行投資をしている分戦力になってきた新卒はできる限り高い金額で売れる現場に突っ込みます。
つまり新卒で入社するということはそれだけ会社の都合のいい現場に配属されるということで、エグイ搾取の対象になります。
だからこそ新卒でSES企業に入社するのは大きなリスクという事が言えるでしょう。
クビにすることは難しくない
でも実際に会社がエンジニアをクビにすることって難しくない?と思う人も多いはずです。
確かに「明日からこなくていいよ」という解雇の仕方は法的にもNGです。
ただし、退職勧告をする権利は会社にありますし経営上の問題を理由にリストラを行うことは全く問題ありません。
(大手企業ですら大量のリストラはありますので、中小企業のSES企業など簡単に行えます)
また、何とか会社に残りたいと思っても給料を大幅にカットされたり嫌がらせをされてまで残りたいという人は少ないはずです。
このようにして方法は色々ありますがクビにすることは難しくないのです。
社員から搾り取りクビにするのがSESで儲けるポイント
SESで儲けようとしたら社員の給与を抑え高く売りつけ、待機になったり問題があるようであればクビにするというのが最も重要な点です。
(人材ビジネスのポイントは売れない在庫を抱えることです)
待機からクビにするというのは派遣型ビジネスでは基本的な流れです。
だからこそSESや客先常駐という働き方は一刻も早く脱出して搾取から逃れなくてはいけないのです。
今すぐSESの地獄から転職すべし
●SES・客先常駐企業に入社して待機になっている人へ
●SES・客先常駐企業の待機のヤバさ
●SES・客先常駐企業で待機になる本当のリスク
SESの地獄から脱出するためには転職エージェントを使うことが必須です。
求人サイトを使うと隠れブラック企業を見抜くことが非常に困難です。
また、年中求人広告を出している会社(離職率が高くやばい会社)にぶち当たる可能性がめちゃくちゃ高くなります。
転職エージェントを使って非公開のホワイト企業を見つけることが転職を成功させる唯一のルールであることを理解しておきましょう。
神のご加護がありますように。
必見!SESの地獄から脱出するための転職エージェント
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年収200万円~300万円アップの事例多数!SESからの脱出にはココが最強の転職エージェントと断言できます。
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大手企業、優良企業の求人情報がズラリ。ブラックなSESからの脱出にうってつけの転職エージェントです。
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