【目から鱗】SESを踏み台にする3つの理由と在籍平均期間についての㊙知識

このページではSESを踏み台に転職すべき理由について説明させていただきます。
SESでの在籍平均期間や転職市場の動向について知りたい人向けに詳しく解説します。
以下のようなことを詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

SESを踏み台にすべき3つの理由

SESを踏み台にすべき理由について説明させていただきます。
まず大前提としてITエンジニアは働く環境によって大きく報酬や待遇がかわるということを理解しておきましょう。
これは他の業種にない大きな特徴です。
その理由はIT業界に存在する多重派遣構造が原因です。
簡単にいうとより上流にいるほうが稼げるし待遇がよくなるということです。
これはお金がどのような仕組みで流れているか？ということを考えればわかると思います。

SESを踏み台にすべき理由①案件ガチャから逃れることができない

SESを踏み台にするべき理由として案件ガチャから逃れることができないという点です。
案件ガチャとはつまり、派遣先がクソみたいな現場かどうかは運次第ということです。
これは派遣社員の悲しいところなのですが、たまたまその時に募集がかかっている案件にいくしか選択肢がないという世界で生きているのです。

しかも人が足りなくて募集しているということは、高い確率で炎上していたり現場に何かの問題を抱えている確率が高いのです。
もちろんすべての現場がそうではありませんが、問題のない現場であることを祈って現場に突撃していくさまは涙なしには語れません。

SESを踏み台にすべき理由②ピンハネがひどく年収が上がらない

SESを踏み台とすべき理由としてピンハネがひどく年収があがらない点です。
運よくまともな現場に入ったとしましょう。
しかし年収が全くあがらないとなると困ってしまいますよね。
ちなみにSESの場合、平均的な年収は一般的なITエンジニアを大きく下回っています。
悪質なSES企業ですと経験年数が5年も10年もあるエンジニアに対して、新卒に毛が生えたような年収しか支払わないケースもあります。
これはIT派遣業界がピンハネしないと成り立たないので、エンジニアは諦めるしかない現実です。

SESを踏み台にすべき理由③年をとるとクビになる

SESを踏み台とすべき理由として年をとるとクビになるという点です。
年収があがらずスキルもみにつかないというハンデを負いながら会社のためにコツコツ頑張っているとしましょう。
しかし派遣会社はそういった忠誠心とは関係なしにいきなりクビにします。
SES企業にとって稼げなくなったエンジニアは何の価値もないからです。
ちなみにIT派遣業界では40歳を超えると案件が途端に少なくなります。
それは何故かというと、とにかく若くて安いエンジニアが優遇されるからです（SES企業が未経験で若手のエンジニアを大量に採用するのはこれが理由です）

SESの在籍の平均期間を知りたい

SESを踏み台にすべき理由についてはご理解いただけたと思います。
次にSESの在籍する平均期間についてお話しようと思います。
いくら踏み台にするといっても短期離職がキャリアの妨げになってしまったら何の意味もないですよね？

結論からいうと、SESの在籍の平均期間のデータはないのですが2～3年以内に30%は退職していくと言われています。
何故2～3年かというと、IT派遣業界のことやSESのことを知り「これはおかしいぞ」と気が付くまでの期間がそれくらいだからです。

離職率がすば抜けて高いSES

SESの離職率が高いのは客先常駐のリスクに気がついてみな辞めていくからというのは間違いありません。
それ以外にも体調を崩したりメンタルを病んでしまうケースも少なくありません。
ITエンジニアという職業自体が比較的ハードな仕事なので、本来はしっかりと自分のケアをしながら働く必要があります。
ところがあまりに過酷な労働環境や誰もフォローしてくれない会社でどんどん心身共に蝕まれていくケースも少なくないのです。

ITエンジニアと在籍期間について

ITエンジニアは他業種と比較すると転職に対するハードルが低いと言われております。
そのため一社あたりの在籍期間も比較的短いのです。
それはITエンジニアのキャリアは転職して環境を変えることでしか作れないからです。
例えば営業職であれば、職場を変えなくとも自分が頑張れば評価が上がり給料が増えることがほとんどです。
ところがエンジニア、特にSESですと自分がいくら頑張っても環境や所属している会社次第では全くの無意味になってしまうのです。

在籍期間が短いと転職市場ではどう評価される？

ちなみに在籍期間が短いと転職市場ではどう評価されるのでしょうか？
結論からいうと、しっかりと理由がある転職であれば問題ないということになります。
理由はすでに述べたようにITエンジニアは転職でしかキャリアアップできないことを採用担当者であれば理解しているからです。
また、IT派遣の現場はひどい現場が多いのも業界人であればよくわかっていることです。
さすがに一年で3回も4回も転職しているとなると微妙ですが、一社あたり半年や一年で転職するのはざらにありますんで気にする必要はありません。

SESを踏み台にするエンジニアと保留し続けるエンジニア

最後にSESを踏み台にするエンジニアと保留し続けるエンジニアについて考えてみました。
転職活動にはエネルギーを使います。
現在の現場の業務後に求人を探して面接にいって、ということが大変なのは理解できます。
しかし逆にいえば大変なのは業務後に時間を投資するだけです。
SESで働き続ける大きなリスクから目をそらして目の前の簡単なことから逃げてしまっているエンジニアが多いのは大変残念なことです。

転職によるリスクを恐れない

さらにいえばITエンジニアにとって転職のリスクは極めて低いです。
SESからSESという無駄な転職を除けば、基本的に年収はあがるからです。
また、開発環境やサービスを知ったうえで入社しているのでよほどのことがない限りはスキルアップすることができるからです。
すでに述べたようにキャリアアップのための転職であればIT業界では歓迎される傾向になります。
逆に一つの会社に忠誠を誓ったところで、その会社がショボければ一生底辺エンジニアで終わることになるのです。

年をとったら挑戦すらできない

今までお話してきた内容はすべてまだ転職可能な年齢であるという前提です。
30代以降でスキルのないエンジニアはそもそも挑戦すらできません。
何故ならITの転職市場は非常に年齢にシビアだからです。
かつてはプログラマー35歳限界説というのが唱えられていたほどピークがくるのは早いです。
今ではそこまで極端ではありませんが、他業種と比べ圧倒的にピーク年齢が早いのは間違いありません。

後悔しない選択肢を選ぼう

最終的には後悔しない選択肢を選ぶ、ということになると思います。
色々な条件が揃ったら転職しようと思っていてはそのチャンスは一生きません。
そうこうしているうちに年齢があがりもう転職できない年になってしまうのはITエンジニアの典型的な失敗例です。

今すぐSESの地獄から転職すべし

SESの地獄から脱出するためには転職エージェントを使うことが必須です。
求人サイトを使うと隠れブラック企業を見抜くことが非常に困難です。
また、年中求人広告を出している会社（離職率が高くやばい会社）にぶち当たる可能性がめちゃくちゃ高くなります。

転職エージェントを使って非公開のホワイト企業を見つけることが転職を成功させる唯一のルールであることを理解しておきましょう。