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デスクトップパソコン一体型とは何?ノートパソコンとの違いも紹介

2023.04.21

デスクトップパソコン一体型は、「一体型パソコン」とも呼ばれていて
持ち運びを想定していないパソコンのことです。

 

「デスクトップパソコンが欲しいけど、置くスペースが限られている」
「持ち運びはほぼしないので、自宅で使える省スペースのパソコンが欲しい」

 

以上のような要望に応えるパソコンは
デスクトップパソコン一体型です。

デスクトップパソコン一体型は
ノートパソコンにはない特徴やメリットがあります。

 

本記事では、デスクトップパソコン一体型の選び方や
ノートパソコンとの違いをお伝えしていきます。

 

デスクトップパソコン一体型とは?

ノートパソコンだと画面サイズが、ほぼ決まっているし
画面が小さいので文字が見にくいなどでメリットが多いです。

とはいえ、デスクトップパソコンを置くスペースが無いという場合は
デスクトップパソコン一体型がおすすめです。

 

デスクトップパソコン一体型は大画面で省スペースなので
スペース効率が良い。

さらに、パソコンとモニターが一体型なので
置くスーペースも広くなくても問題はありません。

 

デスクトップパソコン一体型はテレビチューナーなどのオプションにも対応していたり
音にもこだわっていて高い品質の再運土機能を搭載するモデルも多いです。

テレビチューナーを利用すればデジタルテレビ放送を2番組同時録画が可能だったり
パソコンとしての機能を持っていたりするので1台で何役もこなす優れモノと言えます。

 

デスクトップパソコン一体型のメリットとデメリット

デスクトップパソコン一体型は大きなディスプレイと高性能で
省スペースを実現しているパソコンです。

最近は27インチモデルも登場していて
ウインドウを2つに分割しても見にくいとは感じません。

 

そんな、デスクトップパソコン一体型のメリットやデメリットを
次はお伝えしていきましょう。

 

一体型パソコンのメリット

デスクトップパソコン一体型には
色々なメリットがあります。

どういうメリットがあるのかを
一つ一つ紹介をしていきましょう。

 

省スペースで机が広々と使える

デスクトップパソコン一体型のメリットは
「省スペースで机が広々と使える」ということが挙げられます。

デスクトップパソコン一体型は23インチモデルで
サイズが「幅550mm、高さ340mm、奥行き190mm」です。

 

パソコンを机の上に置く場合の重要な問題点と言えば
奥行きではないでしょうか。

デスクトップパソコン一体型のディスプレイを含めた奥行きは
200mmくらいなら、ゆとりをもって机の上に置くことができるでしょう。

 

デスクトップパソコン一体型の場合は
ディスプレイと本体が一体になっているので
奥行きはあまり気にしなくても良いというメリットがあります。

 

配線が少なくて済む

デスクトップパソコン一体型のメリットは
「配線が少なくて済む」ということが挙げられます。

通常のデスクトップパソコンの場合は周辺機器が多くなるほど
配線が多くなります。

 

ノートパソコンの場合は、ディスプレイとキーボードが一体型なので
その分、配線が少ないのです。

よしぶーよしぶー
デスクトップパソコン一体型の場合は、ディスプレイと本体が一体なので
配線の量も通常のデスクトップパソコンより少なくなります。

 

また、キーボードとマウスはワイヤレスにすれば
配線は最小限にとどめることができるでしょう。

モデルによっては高性能なスピーカーが内蔵されている場合もあるので
外部スピーカーをわざわざ買い足すということをしなくて良いのです。

 

その結果、外部スピーカーの配線も
省略できる形になります。

キーボードやマウスをワイヤレスにして内蔵スピーカーが備わっているモデルを買えば
電源用の配線が1本だけということになるでしょう。

 

テレビを見ることができる

デスクトップパソコン一体型のメリットは
「テレビを見ることができる」ということが挙げられます。

デスクトップパソコン一体型の特徴は
テレビ番組を見ることができるということです。

 

もちろん、テレビチューナーや録画機能をそな手居るということが前提であり
そうではないモデルはテレビを見ることができないでしょう。

録画もできるので、見たいテレビを録画して
普通にテレビを見るというのも良いでしょう。

 

よしぶーよしぶー

ただ、通常のパソコンでもテレビではないものの
「アベマ」「ギャオ」といった動画配信サービスを見れば
新番組のドラマやアニメを見ることができます。

そう考えると、テレビを見ることができる機能は
本当に必要なのか疑問が残るところですね。

 

筆者としては、実質デスクトップパソコン一体型のメリットは
1つしかないと考えています。

テレビを見ることができる機能は
主観的ですが不要ではないかと思うのです。

 

一体型パソコンのデメリット

デスクトップパソコン一体型にはメリットがありますが
デメリットもあります。

しかし、デメリットを調べていくと
メリットよりもデメリットのほうが多いように感じました。

 

とりあえず、デスクトップパソコン一体型のデメリットについて
紹介をしていきましょう。

 

内部に熱がこもりやすい

デスクトップパソコン一体型のデメリットは
「内部に熱がこもりやすい」ということが挙げられます。

デスクトップパソコン一体型はノートパソコンと同じく
本体内部はパーツで密集しているので
熱がこもりやすいです。

 

内部の温度がかなり高くなってくると
勝手にシャットダウンをしたりフリーズしたりします。

ノートパソコンの場合はノートパソコンクーラーを取り付ければ
熱対策ができますが、一体型パソコンでは
熱対策品が無いので難しいですね。

 

ディスプレイが壊れると修理代が高くつく

デスクトップパソコン一体型のデメリットは
「ディスプレイが壊れると修理代が高くつく」ということが挙げられます。

デスクトップパソコン一体型はディスプレイが故障してしまうと
本体ごと修理に出す必要があります。

 

ノートパソコンと同じく
修理代が高くつくのです。

 

ハードディスクなどの交換が難しい

デスクトップパソコン一体型のデメリットは
「ハードディスクなどの交換が難しい」ということが挙げられます。

 

よしぶーよしぶー
デスクトップパソコン一体型の場合は
本体がディスプレイと一体になっているので
分解がむつかしくなっています。

 

ノートパソコンの場合は裏カバーを外せば
ハードディスクやメモリを交換できるのです。

しかし、デスクトップパソコン一体型の場合は
ノートパソコン以上に分解が難しくなっています。

 

金額が高い

デスクトップパソコン一体型のデメリットは
「金額が高い」ということが挙げられます。

デスクトップパソコン一体型の値段を「価格ドットコム」で調べた結果ですが
一番安い値段がレノボ「ThinkCentre Edge 91z All-In-One 7075D7J」でした。

 

「ThinkCentre Edge 91z All-In-One 7075D7J」の値段は
48,552円です。

上を見ると「642,384円」で販売している場合もあり
結構高い部類になりますね。

 

最低金額の48,552円出せば
デスクトップパソコンも買うことができるので
選ぶ場合は慎重に検討したほうがよさそうです。

 

デスクトップパソコン一体型の選び方

デスクトップパソコン一体型のサイズは21インチから27インチの間で
開発されていることが多いです。

設置スペースが余り無いという場合は
21インチ以下のデスクトップパソコン一体型を選ぶと良いでしょう。

 

設置スペースが広く取れるという場合は
画面が大きいタイプを選ぶほうが作業効率もアップしやすいかもしれません。

それでは、デスクトップパソコン一体型の選び方について
一つ一つお伝えをしていきましょう。

 

画面サイズや解像度を確認

デスクトップパソコン一体型は先ほどもお伝えした通り
21インチから27インチが一般的です。

据え置きで使用するという場合は設置場所に制限があり
27インチのディスプレイは大きすぎるので設置できない場合もあるでしょう。

 

なので、デスクトップパソコン一体型を設置するためのスペースが
どれくらいの広さなのかを確認したうえで、サイズを選んだほうが良いと言えます。

 

よしぶーよしぶー

そして、デスクトップパソコン一体型の画面サイズが大きければ
画面が美しいというわけではありません。

 

画面の美しさというのは映し出す点のきめ細かさをあらわしている
解像度が大きく影響を与えているのです。

つまり、解像度が大きければ大きいほど
キレイな画質が期待できます。

 

ディスプレイが小さくても解像度が高いと
ウィンドウが小さく表示されるので画面も広く使えるでしょう。

ですが、ディスプレイの画面が大きくても解像度が低ければ
ウィンドウが大きくなるので画面上のスペースも狭くなり
作業効率もダウンしてしまいます。

 

目的に応じた一体型パソコンのスペックを選ぶ

デスクトップパソコン一体型のCPUは
ほとんどがインテル製でありCore iシリーズの場合が多いです。

高性能なモデルで最上位のCore i7が採用されていることがあり
主流となるのはCore i5クラスとなっています。

 

廉価版の場合はCeleronやPentiumが
使用されていることもあるのです。

基本的に、デスクトップパソコン一体型で動画や画像編集をするという場合は
新しい世代のCPUでCore i5以上を買ったほうがストレスがたまりにくいでしょう。

 

「Core i〇」の後ろに続く数字が
大きければ大きいほど新しい世代のCPUです。

デスクトップパソコン一体型は分解が難しいので
最初からSSDが搭載されているモデルを選んだほうが無難と言えます。

 

光学ドライブの必要性も考えたほうが良い

省スペースのデスクトップパソコン一体型や
デザインを重視しているモデルの場合は
光学ドライブが内蔵されていないケースがあります。

ブルーレイやDVDなどのデータを読み書きしたい場合は
内蔵ドライブがあったほうが便利だと言えるでしょう。

 

副業でもアプリをインストールすることがあるなら
内蔵光学ドライブは必須だと思ったほうが良いですね。

 

一体型パソコンとノートパソコンの違い

ノートパソコンと共通点が多いデスクトップパソコン一体型ですが
一番の違いは「バッテリーの有無」です。

ノートパソコンの場合はバッテリーだけでも動作しますが
デスクトップパソコン一体型は、電源用のコンセントのみです。

 

なので、停電が起きるとデスクトップパソコン一体型は
強制的に電源が落ちます。

ノートパソコンの場合は停電になっても
バッテリーで動作可能なので停電になっていたこと自体も
気が付かないかもしれません。

 

ノートパソコンとデスクトップパソコン一体型のどちらを選べば良い?

筆者の主観で恐縮ですが
デスクトップパソコン一体型よりも
ノートパソコンを買ったほうが良いと思います。

なぜなら、デスクトップパソコン一体型の場合は
拡張性が、ほとんどないので動作に不満が出ても我慢するしかないからです。

 

しかし、ノートパソコンの場合は拡張性があるので
動作が遅いと不満があればSSDに交換すれば良いわけです。

さらに、デスクトップパソコン一体型は値段が高いので
同じ値段を出すならノートパソコンのほうがマシと言えます。

 

5万円以上出せるという場合はデスクトップパソコンを
選んだほうが良いと筆者は思うのです。

つまり、デスクトップパソコン一体型は
いろいろ覚悟したうえで選ぶと良いということになります。

 

まとめ

本記事ではデスクトップパソコン一体型について
お話しさせていただきました。

しかし、本記事の内容は「デスクトップパソコン一体型を買うな」というわけではなく
使用用途や設置スペースに合わせて適切なパソコンを選んだほうが良いということです。

 

確かに、デスクトップパソコン一体型の修理費は
通常のパソコンよりも高くつくかもしれません。

しかし、それはノートパソコンでも同じことが言えるので
大きな画面で省スペースなパソコンが欲しいという場合は
検討してみるのも良いのではないでしょうか。