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デスクトップパソコンはつけっぱなしでもOK?メリットとデメリットを紹介

2023.04.26

デスクトップパソコンを毎日使用していると
電源はつけっぱなしでも良いのではないかと思ってしまいませんか?

デスクトップパソコンの電源を1日中つけっぱなしにしていると
火事にならないかなども心配する人もいるかもしれません。

 

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにした
メリットやデメリットなどを紹介していきます。

 

デスクトップパソコンはつけっぱなしでもOK?

結論を言ってしまえば、デスクトップパソコンの電源を
つけっぱなしにしても全く問題はありません。

筆者はデスクトップパソコンの電源を
1日中つけっぱなしにしていますが
火事になったことは一度もないのです。

 

しかし、最近登場し始めている手のひらサイズのデスクトップパソコンの場合は
冷却対策が良くないので、電源をつけっぱなしにするのは危険かもしれません。

高性能なパソコンの場合は発熱に耐えられるように開発されているので
冷却性能が高いモデルが多いのです。

 

通常のデスクトップパソコンでも
筆者は1日中電源をつけっぱなしにしていたことがありますが
問題になったことはありません。

つまり、デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにしても
特に問題になることはないと言えます。

 

デスクトップパソコンの電源を入れっぱなしにするメリットとデメリット

デスクトップパソコンの電源を入れっぱなしにする場合は
使用目的によっても大きく異なります。

たとえば、副業で使用している場合や
本業として利用している場合は電源を入れっぱなしでも
特に問題はないと言えます。

 

さらに、ネットゲームをプレイするという場合でも
電源を入れっぱなしでも良いと筆者は考えています。

しかし、ネットサーフィンをするだけとかメールを確認するだけの場合は
電源を入れっぱなしにしていると電気代の無駄なのでシャットダウンしたほうが良いかもしれません。

 

それでは、デスクトップパソコンの電源を入れっぱなしにする
メリットやデメリットについてお伝えをしていきましょう。

 

電源を入れっぱなしにするメリット

デスクトップパソコンの電源を
入れっぱなしにするメリットは次の通りです。

 

・すぐに作業ができる
・音楽や動画を流せる
・HDD(SSD)への負担が小さい
・リモートでアクセスが可能

 

それでは、デスクトップパソコンの電源を
入れっぱなしにするメリットについて一つ一つお伝えをしていきましょう。

 

すぐに作業ができる

パソコンのスペックによっても違いはあるかもしれませんが
いちいち電源を切ってからまた起動させるのに
かなり時間がかかることもあります。

また、速く起動すると言っても
30秒くらいは待たないといけません。

 

しかし、電源を入れっぱなしにしていれば
0.1秒くらいで、すぐに作業に取り掛かることができるのです。

パソコンの電源スイッチを押して
起動するまで待たなくても良いというメリットがあります。

 

時間を有効に使いたい仕事やネットゲームなどは
電源を入れっぱなしのほうが効率が良い場合が多いです。

つまり、デスクトップパソコンをつけっぱなしにしていることで
起動時間やデータを探す時間などが短縮されるということになります。

 

音楽や動画を流せる

自宅にいる時間が長い場合は静かにしているだけでは
なんだかさみしい感じがします。

作業中でも何らかのミュージックを流したり
テレビを見たり動画を流したりするほうが
モチベーションが上がりやすいのです。

 

ただ、スマホでも動画やテレビを流すことができますし
音楽も流すことができます。

しかし、スマホはバッテリーが無くなると
テレビや動画などや音楽を流すことができなくなるのです。

 

その点、デスクトップパソコンはバッテリーを気にしないで
音楽やテレビなどをガンガン流すことができるのです。

 

HDD(SSD)への負担が小さい

デスクトップパソコンをつけっぱなしにすると
故障を早めるのではないかと不安に思う人は多いのではないでしょうか。

ですが、使い方によってはデスクトップパソコンををつけっぱなしのほうが
故障する可能性が低くなるのです。

 

パソコンで使われているSSDの寿命は
読み書きの回数で決まると言われています。

パソコンの起動時というのはプログラムを読みこむ必要があるので
ハードディスクであったとしても大きな負担となるのです。

 

電源をオン・オフを繰り返すことで
機械的な故障につながる可能性もあります。

内蔵記憶装置には大まかに寿命が設定されているのですが
それは目安であり設定されている寿命よりも早く
故障することもあるのです。

 

頻繁にバックアップを取っているなら
いきなり内蔵記憶装置が故障したとしてもダメージは少ないでしょう。

それでも、一部のデータが使えなくなり
ハードディスクを交換するのも時間がかかることもあります。

 

つまり、電源をオン・オフを繰り返す場合と
デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにする場合を比較しても
つけっぱなしのほうが内蔵記憶装置の負担が少ないのです。

 

電源を入れっぱなしにするデメリット

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにする場合は
メリットもありますが、以下のようなデメリットもあります。

 

・電気代がかかる
・動作が不安定になることも
・場合によっては発熱で故障する

 

デメリットを一つ一つ
紹介をしていきましょう。

 

電気代がかかる

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにするデメリットとして
電気代がかかることが挙げられます。

とはいえ、デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにした所で
電気代はあまり気になるほど大きなものとなることは少ないのです。

 

筆者も1日中デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにしていますが
電気代は電源をつけっぱなしと、そうではないときと比較しても
余り変わりがないという結果が出ています。

デスクトップパソコンの消費電力は「50~150W」くらいなので
電気代は1ヶ月で「792~2376円」くらいです。

 

最近のパソコンは消費電力が少なくなってきているので
新しいデスクトップパソコンは約50W程度となっています。

もちろんですが、パソコンに負荷がかかるような作業をすると
消費電力が多くなっていきます。

 

電気代を節約する目的でパソコンの電源を切る人もいるかもしれませんが
30分未満で帰ってくるなら電気代はあまり変わらないので
電源をつけっぱなしにしたほうが作業的に効率が良いということになります。

稼働時間やオン・オフの回数などや作業内容によって
消費電力は大きく変化しますが月に節約になるのか疑問に感じるくらいの差しか変わりません。

 

確かに、「塵も積もれば山となる」ということわざがありますが
塵も積もれば山となるには、どれくらいの年数が必要になるのか
気の遠くなるような話になりますね。

電気代を気にするなら省エネタイプのCPUを買って
作業をしたほうが、よっぽど節約になりますよ。

 

動作が不安定になることも

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにすると
メモリにゴミデータがたまっていきます。

メモリはデータを一時的に保存する役割を持っている部品で
コピーや書き込みなどや移動などの処理を行う時に
メモリにゴミデータがたまっていくのです。

 

書き込みの量が少なければ
動作に支障を与えることはありません。

ですが、量が多くなってくると動作が遅くなったり
エラーが出やすくなったりフリーズしたりするようになります。

 

フリーズをしていてもメモリにはデータが残りますが
電源をオフにするといったん解除されます。

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにして再び作業に取り掛かろうとしたら
動作が鈍いという場合は再起動をすると動作が軽くなることもあるのです。

 

場合によっては発熱で故障する

パソコンが動作しているときは熱を発しますが
通常はファンが回転して内部の温度を下げます。

作業の負荷が大きければ大きいほど熱が多く発生しやすくなり
ファンも高速回転をしやすくなるのです。

 

筆者の経験では、何もしていない状態では
熱をあまり発しないことが多かったです。

しかし、デフラグソフトでデフラグをしている場合は
熱を発したことがあるのでデフラグをした状態で
パソコンから離れる場合は注意が必要かもしれません。

 

ただ、内部が熱によって故障しないようにセンサーにより
パソコン内部の温度が上がらないようにファンが回転するようになっています。

なので、熱による対策について神経質になる必要はないのですが
一応熱対策はしていたほうが良いかもしれません。

 

デスクトップパソコンの熱対策は
ファンを増やすとか色々と方法があります。

 

パソコンを使わないときはシャットダウンとスリープどっちが良い?

結論を言えば、パソコンを使わない時間の長さによって
どっちが良いのか変わってきます。

たとえば、90分以上パソコンを使わないという場合は
シャットダウンが良いでしょう。

 

しかし、90分以内の場合は
スリープのほうが良いかもしれません。

ただ、シャットダウンにしてもスリープにしても
起動またはスリープの復帰に、多く電力を消費します。

 

とはいえ、スリープのほうが電源のオン・オフよりも
消費電力は低いです。

 

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにする注意点

パソコンの電源をつけっぱなしにしたうえに作業途中で
その場から離れる場合は注意が必要です。

筆者も何度か失敗をしたのですが作業途中でバックアップを取っていない場合に
アップデートの自動更新されて再起動が強制的に行われると作業をしていたデータは
すべて消えてしまいます。

 

ブラウザの場合は履歴からセッションの復元が可能ですが
ワードやExcelなどは回復する機能が備わっていても保存をしていないと完全に消えることもあります。

筆者の場合はメモ帳にブログ記事の下書きをして作成をしていくのですが
作業を一時中断をして外出することもあるのです。

 

そういう時に、自動でアップデートされて再起動されたことがあり
長い時間かけて作成した記事の下書きがすべて消えてしまったこともあります。

なので、パソコンから離れる場合は
バックアップを取ってから離れるようにしたほうが良いでしょう。

 

アップデートの自動更新を手動にすれば
パソコンから離れたとしても自動でアップデートをしないので
データも消えなくなるので安心です。

データが消えないようにアップデートの自動更新を手動にして
データは都度保存するように習慣づけるようにしましょう。

 

まとめ

デスクトップパソコンの電源をつけっぱなしにするメリットは
すぐに作業ができるということにあります。

しかし、パソコンから離れているときに
アップデートなどで自動更新を開始され強制的に差起動が開始されれば
バックアップを取っていない場合データはすべて消えてしまいます。

 

そうならないためにも、何らかの作業をして
パソコンから離れる場合はデータは都度保存したほうが良いでしょう。

パソコンにはスリープ機能がありますが
長時間パソコンから離れるという場合は
電源は切ったほうが良いと言えます。

 

90分以内で戻ってくる場合は
スリープにして電源はつけっぱなしでも問題ないでしょう。

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