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ノートパソコンクーラーは必要?不要?その効果は本当なのか検証

2023.03.17

ノートパソコンクーラーは、必要なのか
それとも不要なのか気になりませんか?

ノートパソコンクーラーというのはパソコンの裏側にファンを置いて
発熱した本体を冷やすというアイテムです。

 

筆者も何度かノートパソコンクーラーを買ったことがあるので
その経験をもとに必要か不要かをお伝えしていきます。

 

ノートパソコンクーラーが必要?

ノートパソコンというのは、室温が10~35℃以内での使用が
前提で開発されているのです。

しかし、室温が高すぎる場合はパソコン自体が発熱をしてしまい
限界の温度になるとフリーズがひどくなったり
勝手にシャットダウンしてしまったりという症状が出ます。

 

こうした状態を「熱暴走」と言いますが
シャットダウンしたりフリーズがひどくなる意外に以下のような症状も出ます。

 

・エラーの発生
・マウスが動かない
・パソコンのフリーズ

 

熱によるダメージというのは想像以上のものだといわれていますが
熱暴走を防ぐという意味でもノートパソコンクーラーが必要と言われているのです。

 

実際にノートパソコンクーラーを使用した筆者の結論

ハッキリ言ってしまうと、「ノートパソコンクーラーは不要」です。

最近のノートパソコンは冷却性に優れているので
ノートパソコンクーラーの必要性はほとんど感じられません。

 

[surfing_voice icon=”http://pc-yosibu.jp/wp-content/uploads/2021/09/abata-mini.png” name=”よしぶー” type=”l” bg_color=”eee” font_color=”000″ border_color=”eee”]筆者が現在使用しているノートパソコンは
10年前のダイナブックですが、特に不都合を感じたことはありません。[/surfing_voice]

さらに、ノートパソコンの裏カバーにある排気口などを
定期的に掃除をしたり裏カバーを開けて本体のファンについているホコリを
取り除けば、パソコンクーラーの必要性はかなり薄れると思われます。

 

ノートパソコン本体の発熱を逃してくれる冷却台にしても
小さいファンを使用しているタイプは使い物になりません。

理由は、ノートパソコンのモデルによってはCPUやハードディスクの位置が
全く違う場合が多いからです。

 

冷却台のファンが発熱部分に
当たらなければ意味がないのです。

 

ノートパソコンクーラーが必要なケース

筆者はノートパソコンクーラーが不要だと説明しましたが
全てのノートパソコンに対してではありません。

作業スタイルによってや使用環境によっては
必須アイテムとなることもあるのです。

 

たとえば、エアコンがない室温が高い部屋でノートパソコンを使用する場合は
ノートパソコンクーラーはあったほうが良いでしょう。

ゲーミングノートパソコンについても
本体を浮かせるとか冷却台を設置するなど
対策は必要になる場合もあります。

 

ノートパソコンを長持ちさせるために冷却台などはあったほうが良い?

結論から言えば、ノートパソコンを
長持ちさせるための方法は他にもいろいろとあります。

無駄にお金を使おうと考えないで
まずは、無料でできることから始めましょう。

 

たとえば、ノートパソコンの裏側や側面にある排気口や
裏カバーを外してファンなどについているホコリを取り除くなども
ノートパソコンを長持ちさせるための方法といえます。

もちろん、先ほど説明した通り使用環境や作業スタイルによっては
ノートパソコンクーラーの必要になる場合もあるでしょう。

 

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それは、ケースバイケースでノートパソコンは不要か必要かは
ノートパソコンの発熱具合で判断するしかないでしょう。

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ノートパソコンクーラーの種類はある?

ノートパソコンクーラーには
以下のように2つの種類があります。

 

・冷却台タイプ
・吸引タイプ

 

ノートパソコンに使われる冷却グッズといえば
たくさんの種類があり「卓上タイプ」なども挙げられるのですが
本記事では冷却タイプト吸引タイプのみに絞りました。

冷却台タイプは筆者も何度も買って
いろいろと試したことがあります。

 

最初は、RCカーのバッテリーを冷やすための冷却台みたいな
ミニタイプの冷却台を買ってノートパソコンに使用していました。

ミニタイプの冷却台に関しては、値段も数百円程度で
性能も値段相応のものだったのです。

 

1週間足らずで電源も入らなくなり使えなくなったので
捨てたという記憶があります。

冷却台タイプにはノートパソコンのサイズに合わせた製品があるのですが
筆者は15インチサイズの冷却台を買って試したこともあります。

 

[surfing_voice icon=”http://pc-yosibu.jp/wp-content/uploads/2021/09/abata-mini.png” name=”よしぶー” type=”l” bg_color=”eee” font_color=”000″ border_color=”eee”]筆者が買ったのは、小さい冷却ファンがついた冷却台でしたが
ノートパソコンの発熱部分に風が当たっておらず
意味がないということで数か月で捨てました(笑)[/surfing_voice]

冷却ファンにも、大型のファンを備えているタイプもあります。

 

今まで買ってきた冷却台の中で大型のファンを備えているタイプは本体の裏全体を
冷却してくれるので効果はあったのを覚えています。

吸引タイプに関しては、効果がありそうな感じがしますね。

 

ノートパソコンの排気口部分のサイズに適したアダプター的なものを使い
吸引タイプ本体に接続して使用するというものです。

吸引タイプのモデルによっては
ノートパソコンの温度まで計測できます。

 

ノートパソコンクーラーの選び方

ノートパソコンクーラーの選び方ですが
筆者の経験から言えばサイズに適したモデルを選んだほうが良いですね。

14インチサイズのノートパソコンなら
少し大きめの冷却台を買っても問題は少ないです。

 

しかし、15インチサイズに13インチサイズのノートパソコンクーラーだと
全体的に冷却されないので、効果は薄いと考えたほうが良いでしょう。

また、風量に関しても、調整できるタイプを選ぶと良いですね。

 

持ち運びをすることが多い場合は
冷却台よりも吸引タイプのほうが良いかもしれません。

使用するスタイルによって
ノートパソコンクーラーを選んだほうが良いでしょう。

 

やってはいけないノートパソコンの冷やし方とは?

ノートパソコンが発熱するからと言って
保冷剤や濡れたタオルで冷やすという行為はやめたほうが良いでしょう。

なぜなら、ノートパソコン本体に直接冷やすと
ショートする可能性が非常に高くなるからです。

 

たとえば、発熱して熱くなったノートパソコンに、保冷材を使って直接冷やすと
パソコン内部が結露状態になり、水分が発生して故障する可能性があるのです。

さらに、パソコン内部に布の水分が入り込んで
内部が劣化していく可能性も否定できません。

 

冒頭で説明した「内部のホコリを取り除く」ですが
これは静電気が発生しないように気を付けないとダメです。

なぜなら、静電気によってパーツがショートすると
パソコンが使用できなくなる可能性があるからです。

 

[surfing_voice icon=”http://pc-yosibu.jp/wp-content/uploads/2021/09/abata-mini.png” name=”よしぶー” type=”l” bg_color=”eee” font_color=”000″ border_color=”eee”]そうならないためにも静電気を防止したアイテムを使用して
内部の掃除をするほうが良いかもしれませんね。[/surfing_voice]

 

まとめ

筆者はノートパソコンクーラーは不要派ですが
使ったことがないのに不要だといっているわけではありません。

これまで、いろいろな冷却グッズを試してきて
ほとんど効果を感じられなかったので「不要」という結論に至ったのです。

 

ノートパソコンを長持ちさせるなら内部や排気口のホコリを
定期的に取り除くだけでも効果は実感できます。

さらに、ノートパソコンの発熱が気になるなら
ノートパソコンスタンドなどを使用して
宙に浮かせるというのも対策の一つといえるでしょう。

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